一般社団法人 全国優良工務店支援協会

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工務店よ、今こそ立ち上がれ!

協会設立の理念

家を建てる。

これほど面白く、また人に喜ばれる仕事が他にあるだろうか?

かつて日本の住宅建築は、はっきりとそう言い切れるものだった。
いつしか時代は変わり、住宅をとりまく事情はめまぐるしく変化し、今では利益と効率が最優先される、単なるビジネスと化してしまった。

少子高齢化、使い捨て文化の横行、IT化による情報の氾濫…

さまざまな要因があり、いずれも簡単に解決できる問題ではないが、家づくりを担ってきた工務店にこそ、最も重い責任があると私は思う。

全国の工務店オーナーよ!腕に自信のある職人たちよ!

今こそ誇りを取り戻し、住宅メーカーの下請けに甘んじることなく、自らの技量と知識、物づくりにかける熱い思いで、住宅メーカーが逆立ちしても造り得ない、本当の家づくりを取り戻そう。

日本古来の木造工法を伝承し、時代に合わせたイノベーションを行い、長く安心して住み続けられる家を提供していこう。
何よりも、建てる人が心から喜べる、本物の家を形にするために。

2016年7月 代表理事・大沼勝志

工務店が直視すべき4つのポイント~S・F・Gの考える工務店改革案~

ポイント1

大工でなければ
本当の家は建てられない。

ローコスト住宅やメーカーの規格住宅に熟練の大工はいらない。
新築が減り、高級な注文住宅や神社仏閣の仕事など滅多にない今の時代、腕のある職人を抱える工務店はどこに活路を見出せばいいのだろう。
まるでプラモデルのようなプレハブ住宅が主流になれば、在来工法は無用の長物。いずれ大工などいなくなってしまう。
そうなった時、いちばん困るのは誰あろうエンドユーザーだ。
見た目ばかりよくて寿命の短い家をローン半ばでリフォームさせられ、そこでも粗悪品を高額で売りつけられる施主たち。
彼らが家族構成や生活事情の変化に応じて改築し、長く愛着をもって住み続けられる家を建てるには、在来工法の技術と知識が絶対に必要だ。
大工でなければ、本当の家づくりはできない。
まず工務店自らが、己の存在意義を見直すことから始めなければならない。

ポイント2

プランニングは〝方向付け〟がすべて

工務店は営業力が弱い。
宣伝力のある住宅メーカーに集客でかなうはずもないが、実は営業力より致命的に欠けているのが〝提案力〟。
顧客の抱える問題や希望、ライフスタイルを汲み取ったプランを提示できず、せっかくの受注を逃すケースは少なくない。
提案で重要なのは上手に話すテクニックやプレゼンの方法論でなく〝方向づけ〟であり、限られた時間と予算の中で「どこにお金をかけるか」を取捨選択すること。
施主の問題意識にどれだけ寄り添えるか、どこまで価値観を共有できるかの勝負になる。
方向付けによって造り手と住まい手が同じ目標を掲げることができれば、提示したプランが当初の予算を上回ったとしても十分に納得してくれる。これが住宅メーカーなら「いくら使えるか」が争点であり、予算の範囲でなるべく高い商品を売ろうとする。
その土俵に乗って値段勝負をすれば、意味のない値引き合戦の悪循環に陥るだけだ。
営業力で劣る工務店は、縁あって来てくれた顧客を絶対に満足させるプランを提示する必要がある。そのためには自分の家を建てるくらいの気持ちで施主に踏み込み、信頼関係を築かなければならない。

ポイント3

引き渡しはゴールでなく、
むしろスタート

モノづくりでなくモノ売りとなってしまった住宅業界は、高率歩合の営業マンが次から次へ新規受注しないと成り立たない。住宅の平均寿命は30年弱、新築から10年でリフォームというサイクルが定着してしまっている。
本来、きちんと手入れすれば100年くらい持つのが日本の住宅で、大工は自分が建てた家を生涯に渡ってケアする、という体制が確立されていた。こういった信頼関係こそ工務店の財産であり、この仕事の醍醐味。
飛び込み営業のリフォーム会社がやっていけるのは、造り手と住まい手の絆が希薄になっている証拠だ。
ちなみに外壁工事は絶好のビジネスチャンスで、断熱材の入れ替えなどその時でないと手を付けられない部分が多く、大規模リフォーム工事に発展する可能性もある。
アフターケアは大工にとって収入源であると同時に、施主が「より家を好きになる」機会。
売って終わり、建てたらサヨナラのメーカーと違い、工務店は引き渡してから本当の仕事が始まるのだ。

ポイント4

技術と知識を信じ、勇気を持って前へ

北海道で地元の大工と話していると、工事中の家を「どこに建てているつもりだ」と笑っている。
規格住宅だから全国統一基準なのだろう、その家には雨樋があった。氷点下数10度になる北海道では凍結によって割れるため、地元の大工は雨樋をつけない。雪の多い新潟に雨戸がないように、日本の住宅はその地域の気候、風土にあわせた工夫が盛り込まれ、四季を感じて暮らす文化を育んできた。
自らも生活者である、地元に密着した工務店なればこそ、その土地の文化、風土、習慣をふまえて家を建てることができるのだ。とはいえ、工務店にとって厳しい時代なのは事実。工法や建材は2〜3年で新しいものが生まれ、メーカー寄りの政治家によって法律はどんどん改正される。
ブレずに進むのは容易なことではないが、だからこそ頼むべきはこれまで培ってきた技術であり、受け継いできた伝統。在来工法の素晴らしさを理解してもらい、本来の家づくりを守ることこそ工務店の生きる道だ。

全国優良工務店支援協会(S・F・G)について/入会条件

当協会は、確かな技術とモノづくりの心を持つ工務店のパートナーシップ団体である。
中小企業の弱点である営業力、提案力をネットワークによりカバーし、顧客にとって理想の住宅づくりを可能にすべく、
施主を交えたセミナー、勉強会
技術、工法、資材、ノウハウの共有

を随時、開催。
中立公正な立場からのコンサルタント業務、技術指導、コストパフォーマンスの徹底により在来工法の素晴らしさを広め、継承していく。

加盟工務店に求める条件はたったひとつ。
「建てる家は
自分が住みたいと思う家である」

心からそう言い切れる会社であること。
真に住まい手の立場で家づくりに携わる、心ある工務店の参加を切望する。

代表プロフィール

代表理事・大沼 勝志(おおぬまかつし)

一般社団法人住教育推進機構理事長
一級建築士事務所「自然派ライフ住宅設計」代表
一級建築士・伝統再築士・耐震鑑定士・古民家鑑定士
経営コンサルタント・工務店コンサルタント

大工を目指し修行中に父が急逝。若くして家業の工務店を経営するも解散を余儀なくされ「いつか日本一の工務店を立ち上げる」を胸に旧知の工務店に就職する。現場監督として働きながら一級建築士を取得し、あらゆる角度から家づくりのノウハウを吸収。大工兼任の設計士として独立する。副業で始めた某住宅メーカーの図面製作が膨大な仕事量となり、なりゆきで入社。異色のキャリアを持つサラリーマンとして住宅建材・建具・家具など800点以上の商品開発や、物流改革によるコスト圧縮、合理的かつ現実的な施工管理システムの導入などさまざまな業務に携わる。自らビジネスモデルを確立した「大規模改修リフォーム」のヒットにより6年間で売上20億を達成。

「年間売上伸び率」および「平均単価」で2年連続全国1位を獲得し、40代前半という異例の若さで代表取締役に就任する。社長となってさらに事業を拡大し、全国の工務店と提携し拠点を300以上、グループ年間売上を155億まで押しあげる。しかし現場へのこだわりは捨てず、年に100組近くの施主と対話し理想の家づくりを追求。その経験から、地域密着型の工務店こそ本来の家づくりができる存在だと痛感する。2016年、自ら社長の座を退き「一般社団法人 全国優良工務店支援協会」を設立。「建てた人が、住んでから本当に喜んでくれる家づくり」を掲げ設計士、コンサルタント、職人とマルチに活躍する。「大沼さんって何屋さんですか?」の問いには〝建築屋〟と答えている。

全国優良工務店支援協会 大沼式住教育「住まいづくりセミナー」

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